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下地といえど・・・!

皆さんは住宅の壁や天井に入っている下地‥
というとどんなものをイメージされますでしょうか?
階段手摺の下地やキッチン吊戸棚の下地、タオル掛けの下地や棚板の下地、
天井照明器具の下地等、とまあ色々と壁や天井の中にはそれに応じた下地が入っています。
住宅だと木材の下地が多く、施設やマンションなんかは薄い鉄板が多く入っています。
所詮下地だし、見えなくなるし、ちゃんと効いてさえいれば何でも良いでしょうか。
確かにそうかもしれません。
しかし、手摺やタオル掛け、棚板など、当然に触ったり掴んだりするものですよね。
子供がいたら、引っ張ったり、ぶら下がったりするかもしれません。
一度ぐらついたり、緩んだりすると、壁でも剥がさないとなかなか直りません。
下地がない時に使うボードアンカーというものもありますが、
これは日常的に触るだろうタオル掛けや手摺なんかには使えません。
石膏ボードに挟んでるだけなので、数ヶ月もしないうちにグラグラして緩んできます。

住宅の下地といえば一般的には合板を使います。まあ合板でも問題はありません、、
ですが長期的に考えると日常的に触ったりするであろう手摺なんかにはちょっと不安です。
合板自体が湿気に弱いし、所詮2.3ミリの薄い板と板を接着剤で貼り合わせたものなので、
強度も弱く、粘り強さはありません。そして接着剤独特の化学物質のツーンとした匂いも、
気になります。
そこで、神崎建設では昔から下地にも無垢材を使用することになっております。
使用箇所に応じて12ミリ~30ミリの無垢材を入れているので、長期的にみても安心安全です。
ここにまでこだわっている会社は聞いたことがありません。
下地といえど‥!こだわるんです。手を抜きません。仕上げで見えないところこそ、大切なのです。

下地の写真に写っている壁に白いシートがありますが、
これはセルロースファイバーという断熱材です。
この断熱材がまたスゴいんです。
無垢材の住宅にこれほど適した断熱材はありません。

が、、このご説明はまた次回させていただこうと思います!