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集成材は本来の木ではない

集成材の作り方をご覧ください。

2~3㎝の厚みの木片を接着剤で重ね合わせます。

材種はほとんどが北欧からのパイン材です(日本の杉・ヒノキの集成材もありますが、それはまた別の時にお話しします)。

ここで大きな問題は、接着剤が効くように、木を高温(約80℃~130℃)で10日間以上熱し続け乾燥させることです。

しかしこのような強引な乾燥方法だと水分だけではなく、木の命である油分まで抜け落ち、木は死んだも同然になってしまいます。それは木自体の強度が非常に落ちるということです。

集成材が『本物ではない』理由を以下に説明します。

①石油系接着剤から人の健康に悪いガス(毒気)を出し続けます。

※自然の木は毒気を出すことなどありません。

②接着剤の寿命は30年~50年と言われています。

30年~50年後、集成材は一見すると何も変わっていないように見えるかもしれませんが、接着面が劣化しているので強度には問題が生まれているでしょう。

※自然の木でこれほど寿命の短い木はありません。法隆寺のヒノキは1000年以上、桂離宮の杉は約400年経っています。

 

「本来の木」ということで、ここではヒノキ(檜)、杉、青森ひばを取り上げます。

ヒノキ、杉、青森ひば、それぞれの木の香りは、人の心を安らげ、免疫力を高め、仕事や勉強の効率を上げてくれます。

それらには「ヒノキオール」「スギオール」「ヒノキチオール」などの成分が含まれているからです。

 

木は自然(神)が創ったもの、集成材は人間が接着剤を使って作った工業製品です。

 

上のカビ実験(当社実験)の写真でも分かるように、生きている『本来の』木が、カビ菌を殺し続けます。集成材は工業製品でカビ菌を殺せない死んだ木と言わざるを得ません。