今年も早いもので師走に入りました。季節外れのワールドカップ2022は、トヨタカップではありません。試合も人生も何が起こるか判りません。日本代表の活躍も奇跡とかではなく、すべて必然かも知れません。きちんと準備をしてこそ、結果がついてくると思います。

２０２２年１２月のカンザキ建設はご理解あるお客様のお陰で、１２/３（世田谷区）、１２/６（大田区）、１２/１０（杉並区）、１２/２０（調布市）、１２/２４（世田谷区）上棟式が５現場となります。カンザキスタッフも大忙しですが慌てません。

写真は１１月に建前をした吉祥寺東町の土台青森ひばです。とても綺麗なグリッドです。上棟前の土台敷き、ここまでくるのには、沢山の打ち合わせと手配（足場、クレーン、納品の時間と職方の連携）それぞれに気持ちの入る上棟式で、目に見えない段取りもあり、それぞれにドラマがあります。

１２月の建前５棟すべて、お施主様のご厚意により骨組み見学会をさせて頂けます。（予約制もあります。）一度きりの人生です。日本には桧がある、ぜひ体感してください。

カンザキ建設の価値は写真の自然乾燥の桧の柱です。色艶が美しいです。人工乾燥では味わえない空気が現場に宿っております。

写真は世田谷区成城の建て方時のもので息の合ったプレーが大切で、油断していると大怪我に繋がります。

私も大好きな２００６年～２００７年の日本代表監督で今年の５月に亡くなったイビチャ・オシム監督の名言は「ライオンに追われたウサギが逃げ出すときに、肉離れをしますか？要は準備が足らないのです。」

カンザキ建設の名棟梁からも段取り８分と言われております。お客様の大切な住まいを任されている立場である私も多くのプレッシャーがありますが、良き仲間に助けられ、今年も乗り切ることが出来ます。大切な時は一瞬一瞬にあります。

感謝の気持ちを忘れないで、いまを過ごしていきたいと思います。今夜はクロアチア戦、家で立ちながら観ることになると思います。

神﨑隆馬