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空調のクリーニング

築23年を迎える西荻本社のエアコンを12年ぶりに交換しました。3年から4年程度に一度はエアコン内部クリーニングを行っておりますが、

個別エアコンでもフィルター以外、内部も相当な埃やカビなどの汚れが生じることが判ります。

全館空調ではどうでしょうか?戸建の家で本当に必要か、メリット、デメリットがあると建築業界では意見が真っ二つに分かれております。エアコンダクトのフィルター交換は容易でも

必ずそこに通る空気がある以上、配管ダクトは汚れます。写真は全館空調のダクトの汚れです。

当初、全館空調が良いと信じて購入された方でも、10年後のエアコン設備を交換するときは、個別エアコンに切り替えることにする予定といったお話を聞きました。その方は「もうこりごりです。」理由は、どうしても埃の配管ダクトを循環した空気感がフィルターにも埃はつくので、目には見えないのですが、くしゃみ、鼻水の原因と考えられるとのことでした。全館空調は、初期費用も高く大掛かりな先行工事が必要で、配管経路も必要以上に長く、虫やカビ、においの温床になることがあり、衛生管理がとても大変です。5年に一度、全館空調の汚れをクリーニングしている写真ですが、掃除の大変さが判ると思います。

小屋裏のダクトのクリーニングはできても、1階の天井はどうしても、点検も含め剥がさないとクリーニングが出来ない場合も多く、長い目でみて、本当に大丈夫な工法なのか?

ご自身の感性でものを見て考えてみてください。外気にすぐだす、シンプルな室外機~室内機、メンテナンス故障、コストもエリアも一台分です。

全館空調、最初はとても良かったけど、、や今も全館空調は良いです。との声も聞きますが、私は他人の声は参考だけで、一切信用はしません。

大げさな戸建ての全館空調は、神﨑建設では今後も採用は致しません。

神﨑隆馬