調布市深大寺東町 骨組み現場見学会 & 杉並区荻窪 断熱工事見学会
調布市深大寺東町で昨年12月上棟式がありました。
そのお施主様は、20年前に深大寺北町で私が現場見学会の受付をしていた時にご説明させて頂いたお客様です。
当時から自然乾燥の桧四寸角無垢でしたが、2024年から柱の背割り1本から四方スリットに進化しました。
柱四面から均等に自然乾燥する加工は、費用も一面背割りに比べアップはしますが、断面欠損、ねじれなどを考慮しますと断然に優れております。
背割り1本ですと、どうしても柱が開いていって時間が経ってから壁の漆喰も柱の割れに引っ張られて割れることがありました。
背割りの無垢柱は削りながら作業を行うため、多くの建築会社、工務店、大工さんが、人工乾燥や集成材の柱へむかっていったのです。
その点、四方スリットは反り、ねじれを最小限にしてくれます。建具枠でも曲がりにくくなり
引戸の建付けも悪くなることは少なく、良いことばかりです。昔からの良い伝統と現代の進化する工夫が、いつも大切な気がします。
化粧柱で独立した柱は背割り1本のままです。
美しい自然乾燥の米松無垢はせん断に大変強い材です。大きなスパンも飛ばせて開放的です。こちらは集成材ではございません。(木造3階の場合など構造計算上、集成材を使用することがあります。)
屋根下地は杉無垢で調湿もします。この屋根下地をこの20年くらい前からは多くのの木造建築では、構造用合板に様変わり。合板は湿気や暑さに弱いのに、なぜか、杉無垢が使われなくなっております。
これは建築の退化だと私は思います。無垢杉に釘を打ち、時が経つほど抜けにくくなります。合板は最初だけで、時が流れるにつれてだんだんと効かなくなってきます。合板に使われます接着剤も高温になり湿気も上がる屋根には不向きです。
屋根の棟、てっぺんには、通気で数センチあけて、熱気を逃がします。瓦屋根は数十年、メンテナンスも掛からなく耐久性も断熱性も抜群ですが、この通気確保がとても重要です。
カンザキには工事部長の村上がすべてチェックして管理しております。(写真撮影 村上)
調布市深大寺東町5-13-14の現場もお施主様のご厚意で1/31(土)~2/22(日)まで、毎週土・日、予約無で見学会を10時~16時開催致します。UFO-Eも採用。
大屋根が美しい設計です。
現在杉並区荻窪も現場見学会を開催しております。延床65坪以上の大きな建物です。1/10(土)~2/8(日)調布市の現場と期間も少し重なっておりますが予約無でご見学が可能です。
写真はセルローズファイバーの断熱作業中で、こちらも一見の価値あり。(柱は四方スリット)
神﨑隆馬





