完全予約制：目黒区にて漆喰左官現場見学会を受け付け致します。
地下室もある大きな現場で竣工まで、まだ数か月ありますが、技術ある左官職人の技を体感してくださればと思います。

階段から差し込む自然光が漆喰の下塗りに注いでおります。

カンザキ建設と提携している左官職人は、５０名を超えており腕利きが揃ってます。多くのベテラン、若手の職人、最近は女性も活躍しております。皆、我こそは腕に自信ありといった感じで現場におり、頼もしい人材にカンザキ建設は職方に恵まれている事を実感します。今年でカンザキ建設も創設５０年の節目であり継続することの大切さ、無垢材と漆喰の建築哲学を貫き通したいと思います。左官職人より「本漆喰をしている現場はカンザキ建設と神社だけ」とも職方から聞きます。日本の伝統技術を今の建築に生かすことが、先人の文化継承にも繋がり、住まう人の空間が澄んでいれば、自然と小さなお子さんの笑顔がそこにはあったりします。大切なのは、その空間を提供できる親が本物が判る感性と知識があることなのかと私は思います。

以前、i倉建築研究所の採用試験で、「あなたの上がりたい階段」を描いてください。という話を聞いたことがあります。建築の要素で階段はとても美しくシンプルに表現できる場所だと思います。その階段板は必ず無垢材を使うことがカンザキ建設の重要な信念です。写真は北海道産のタモ無垢です。その一つひとつの積み重ねが建築、お施主様への尊敬に繋がるように取り組みたいと思います。多くの建築会社がある中、今年も多くのお施主様が弊社を選んで頂いてます。カンザキ建設の素材、建築を理解いただける感性に尊敬しています。

神﨑隆馬