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新型コロナウィルスと漆喰について

新型コロナウィルスも日本では一旦収束しつつありますが、世界的にも経済再開後に第2波・第3波が韓国やイランで報告されています。

また、第2波は若年層の被害率が拡大する傾向にあるようです。

…いきなりコロナ情勢から入りましたが、私たちカンザキ建設は無垢の木と漆喰が基本の会社です。

健康面においてはビニールクロスや合板接着剤に依存する住宅メーカーとは一線を画すことは言うまでもありませんが、漆喰が新型コロナウィルスの不活性化に有効ということが広まってきています。

もちろん直接的な特効薬ということではありませんが、家中の壁・天井にウィルスが付着するとウィルスが死滅する漆喰が使われていれば少なからず感染リスクの低減にはつながると思います。

 

ウィルスには色々な種類がありますが、新型コロナウィルスとほぼ同一の遺伝子のヒトコロナウィルスに漆喰を付着させると数分で完全に不活性化するそうです。インフルエンザウィルスについては99.9%不活性化させることが実証されています。

以前に鳥インフルエンザ対策として養鶏場に大量の消石灰を散布しているTVニュースをご覧になった方も多いと思いますが、この消石灰にスサ・ツノマタなどの自然素材を混ぜたものが漆喰です。

ウィルスは生存可能なPh域があり、強アルカリや強酸に付着すると必ず死滅します。

消毒液がこれにあたります。

ウィルスを形成しているタンパク質の殻を漆喰原料の消石灰(アルカリ性)が変性・分解してウィルス退治してくれます。

カンザキ建設では一般的な石膏ボード+漆喰薄塗りではなく、基本的にラスボードに石膏プラスター7㎜+漆喰という本格的な工法を採用しています。