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2020年7月25日(土)現場見学会スタート

世田谷区代沢5-15-10

明日から現場見学会が開催されます。

7/25(土)から8/30(日) 10時~16時 毎週土日 (8/15.16はお盆休み)

2世帯住宅と隣に賃貸住宅も同時施工です。ともに無垢と漆喰の建物です。

こちらのオーナーの志、思想は、とても高く、

自分たち家族だけ、健康の為、合板を使わない家に住むのではなく、お貸しする方も

自然素材の家に住んで頂きたいとの優しさが溢れるプロジェクトになりました。

広い敷地で駐車スペースもありますが、もし車がいっぱいでしたら、お近くのコインパーキングにお停めください。

ぜひ、自然乾燥材の桧、青森ひば、杉の香りと高い耐震性能を誇る構造をご見学してください。そして貴重である

自然乾燥の艶ある素材の空気を体感してください。

 

2020年7月の雨量、記録的豪雨がもたらす、自然災害は、東シナ海などの海水温が高くなり、降水量に及ぼす影響は確かとのことです。(朝日新聞)

今、日本の90%以上の構造材の建築材料は、人工乾燥材です。このエネルギーは、世界の気候を変えるほどの環境破壊になっていることを

理解されているのでしょうか?人工乾燥には、幾つもの方法がありますが、最も多く使われているのは、蒸気式と言われている乾燥法です。

乾燥庫に木材を入れて重油などをを燃やして1週間から10日程度(温度は80度くらい)で乾燥させます。乾燥時間を短縮する為に、130度の高温乾燥すると

コスト削減、効率優先になりますが、木、本来の持つ樹液は天然の殺菌性、抗菌性の大切なもの、これを炙り出すのですから木としては、たまったものではありません。

私が木でしたら、がっくしで、もう終わりです。

そこまで乾燥させる理由は、木と木を接着剤で付ける集成材、合板、接着剤漬けのパーチクルボードにするなど、様々なものに、形を変えさせるためです。

水分、樹脂があると接着剤が効かないから、人工乾燥に異常なほど、固執しています。大手住宅メーカーは、残念ながら、人工乾燥材、外材、集成材、合板を使っていますが、

キャッチコピーは未来に貢献している、木と共生する、再生未来を担う企業と胸を張ってます。実際に行っていることは、明らかに環境破壊に繋がっている建築資材ですが、

自覚、事実が全く見えてない気がします。カンザキは自然乾燥、天然乾燥で、未来を切り開きたいです。   神﨑隆馬