HINOX工法 04
耐震壁 EARTHQUAKE RESISTANT WALL
HINOX工法 04
耐震壁EARTHQUAKE RESISTANT WALL
~筋交い(スジカイ)の有無で建物の強度は全く違います~
- カンザキの標準仕様
太いヒノキのダブル筋交い耐震壁
- ツーバイフォー
パネル耐震壁(筋交いナシ)
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強度:56.3KN
・耐久性は法隆寺などが証明、100年以上。
・ヒノキが100年、200年と年々強くなっていくその理由は、写真のようにヒノキの中に自然の樹脂が含まれ、年と共に固くなり丈夫になるからです。ヒノキの角材を切って、5年ぐらいでヒノキの樹脂がにじみ出て来ます。
これがヒノキを年々強く固めていくのです。固くなった赤い樹脂に爪を立ててもキズがつきません。特に節のまわりが強くなります。
これが無垢の木が年々強くなる原理です。筋交いは生き節、死に節が必ずありますが強度はむしろ強いです。 -
合板ベニヤ(9mm)強度:27.2KN
丸太を柱むきし縦横交互に全面接着剤で張合せたもの。
OSB(9mm)強度:18.0KN木を薄くスライスして接着剤で固めたもの。
パーチクルボード(木の廃材9mm)強度:24.8KN木の廃材を細かく砕いて接着したもの。
VSボード(火山性ガラス質・複層板9mm)強度:12.6KN桜島など、県がお金をかけて処分するものを利用している。
9mmの薄い板一枚が皆さんの命を守る構造壁です。
また板そのものが接着剤づけなので経年劣化により耐久性も無くなります。そして大量に使用された石油系接着剤が揮発するため、人が呼吸する以上どうしても吸い込み健康にも良くありません。
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HINOX工法の筋交い:約7,000円/㎡
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壁式パネル:およそ1,500円~2,000円/㎡
つづいて、耐震壁の強度を数字で出す実験を行いました
耐震壁の強度の測定方法には「面内剪断(せんだん)加力試験」を用います
実験装置
ポラス暮らし科学研究所の実験棟
実験試体を実験装置にセッティング中
PCで実験の各種データを記録します
震度7の実験結果
耐震壁の強度の測定方法には「面内剪断(せんだん)加力試験」を用います
- HINOX工法の耐震壁
- ツーバイフォーのパネル耐震壁
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ひのきの筋交(スジカイ)とひのきのラス板
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ホールダウン金物のある場合
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震度7以上の地震の揺れに対して
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ホールダウン金物のない場合
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OSB(木をスライスした小片ボード)
火山性ガラス質複層板(VSボード)(JIS A5440HⅢ)